パラメーターとその機能一覧
- –s (スタイライズ): 美しさや芸術性を調整(0〜1000)デフォルト値: 100
- –c (カオス): 画像の多様性を増やす(0〜100)デフォルト値: 0
- –w (ウィアード): 画像に奇妙さを追加(0〜3000)デフォルト値: 0
- –iw: テキストに対する画像の影響度(0〜2)デフォルト値:1
- –turbo: 超高速 / ターボモードで描画
- –relax: 低速 / リラックスモードで描画
- –fast: 高速 / 高速モードで描画
- –turbo: 超高速 / ターボモードで描画
- –ar (アスペクト比): 縦横比を指定(例: 16:9)
- 1:1 – 完全な正方形
- 4:3 – 少し横長(昔のテレビの比率など)
- 3:2 – 写真撮影でよく使われる比率
- 16:9 – 現在の標準的なワイドスクリーン(モニターやテレビで主流)
- 21:9 – ウルトラワイド(映画やシネマティックな映像に使用)
- –stop: 描画を途中で停止(値: 10〜100)
- –v (バージョン指定): バージョン1〜6で描画
- –style raw: 自動美化が適用されない「生」の状態で描画
- –niji: アニメやイラストスタイルで描画(値: 4, 5)
- –style (スタイルコード): カスタムスタイルを適用して描画
- –s (スタイライズ): 美しさや芸術性を調整(0〜1000芸術的な画像)デフォルト値: 100
- –q (品質): 描画の品質を調整(.25、.5、1)
- –c (カオス): 画像の多様性を増やす(0〜100変化に富んだ画像)デフォルト値: 0
- –w (ウィアード): 画像に奇妙さを追加(0〜3000変わった画像)デフォルト値: 0
- –seed: 同じシード番号で同じ画像を再現
- –no: 描画に含めたくない要素を除外
- –tile: 無限に繋げられるタイル状の画像を生成
- –r (リピート): 指定回数だけ同じプロンプトを繰り返し描画
- 順列プロンプト: 異なる要素を順番に描画(例: {red, yellow, green} bird)
- –iw: テキストに対する画像の影響度(変化が大きい0〜2変化が少ない)デフォルト値:1
参考画像と似た画像を出力
- URL参照: 参考画像のURLをプロンプトに含める方法です。Midjourneyは、特定の画像を参考にして新しい画像を生成できるので、参考画像のURLをプロンプト内に挿入して指示します。
- 手順としては、「/imagine」コマンドを使い、参考にしたい画像のURLを貼り付け、その後にテキストのプロンプトを追加します。例えば:bashコードをコピーする
/imagine [URL] プロンプト
- 手順としては、「/imagine」コマンドを使い、参考にしたい画像のURLを貼り付け、その後にテキストのプロンプトを追加します。例えば:bashコードをコピーする
- Image Weight: 画像にどれだけ重点を置くか(テキストの重みとバランスをとるか)を指定することができます。画像の重みを大きくするには、
--iw
(image weight)のオプションを使い、例えば:cssコードをコピーする/imagine [URL] プロンプト --iw 1.5
- SEEDの使用: SEEDは画像生成の際のランダム要素を固定化するものです。同じSEEDを使うことで、似た雰囲気や構成の画像を再生成できます。Midjourneyで参考画像と同じタッチを何度も再現したい場合には、最初の生成でSEEDを指定し、後で同じSEEDを使って似たスタイルの画像を生成することができます。
- SEEDは画像生成後にプロンプトの情報で確認できるので、それを使って再度生成する場合:bashコードをコピーする
/imagine プロンプト --seed 12345
- SEEDは画像生成後にプロンプトの情報で確認できるので、それを使って再度生成する場合:bashコードをコピーする
これらを組み合わせることで、参考画像に近いタッチで画像を生成することが可能です。
パラメーター
パラメーター講座01
- 描画スピードについて
- パラメーター解説:
--relax
(低速 / リラックスモード)--fast
(高速 / 高速モード)--turbo
(超高速 / ターボモード)
- プロンプト例:
Turbo engine, 3d, --relax
Turbo engine, 3d, --fast
Turbo engine, 3d, --turbo
- パラメーター解説:
- 個別のプロンプトではなく、すべての速度モードを変える
- 方法:
- Discordの
/settings
コマンドを使用して、全体の速度モードを変更。 - コマンド
/relax
、/fast
、/turbo
でも切り替え可能。
- Discordの
- 方法:
パラメーター講座02
- アスペクト比を決めるパラメーター –ar(–aspect)
- 解説: アスペクト比は、
--ar 横:縦
で指定します。例:--ar 16:9
- プロンプト例:
Turbo engine, 3d, --ar 16:9
- 解説: アスペクト比は、
- 停止パラメーター –stop
- 解説: 描画を途中で止めるためのパラメーター。10~100の値を指定可能。
- プロンプト例:
Turbo engine, 3d, --stop 50
パラメーター講座03
- バージョンパラメーター –v(–version)
- 指定できる値: 1、2、3、4、5、5.1、5.2、6
- 解説: MJの全てのバージョンで描画可能。最新のバージョンまで選択できる。
- プロンプト例:
high contrast surreal collage --v 5.2
- RAWスタイル –style raw
- 解説: 自動美化が適用されない「生」の状態で描画。5.1、5.2、6に対応。
- プロンプト例:
high contrast surreal collage --v 5.2 --style raw
パラメーター講座04
- アニメスタイルに特化したNijiモデル
- パラメーター:
--niji
- 解説: アニメやイラストに特化した描画を行うモデル。設定できる値は4と5。
- プロンプト例:
high contrast surreal collage --niji 5
- パラメーター:
- Niji Model Version 5の4種類のスタイル
- スタイルパラメーター:
--style cute
(かわいい)--style scenic
(風光明媚)--style original
(独創的)--style expressive
(表情豊か)
- プロンプト例:
Cat walking on the wall --niji 5 --style cute
Cat walking on the wall --niji 5 --style scenic
Cat walking on the wall --niji 5 --style original
Cat walking on the wall --niji 5 --style expressive
- スタイルパラメーター:
パラメーター講座05
- スタイルパラメーター –style:
- 解説: スタイルパラメーターを使用すると、リアルな画像や映画のようなシーン、かわいいキャラクターを描画できます。
- プロンプト例:
Steve Martin, Steve McQueen, and Steve Jobs playing in a band --style CcuFaav7IVcn --stylize 750 --v 5.2
- 効果: スタイルパラメーターを追加することで、同じテキストプロンプトでも異なるビジュアルを描画できます。
パラメーター講座06
- スタイルチューナーの使用方法:
/tune
コマンドで任意の名前を入力し、画像ペアからコードを生成。- 好みの画像を選択してコードを取得。
- コードはリアルタイムで表示され、複数のコードを取得可能。
- プロンプト例:
Steve Martin, Steve McQueen, and Steve Jobs playing in a band --style CcuFaav7IVcn --stylize 750 --v 5.2
パラメーター講座07
- スタイライズパラメーター –s(–stylize):
- 解説: 構図や色合いなどの芸術性を高めるためのパラメーター。美しい画像を生み出す「MJフィルター」をどの程度掛けるかを調整します。
- 範囲: 0〜1000(初期値は100)
- プロンプト例:
A female designer stands in front of a sky blue background, Portrait Photography --s 0 --v 6.0
A female designer stands in front of a sky blue background, Portrait Photography --s 1000 --v 6.0
- –style rawと–s(–stylize)の違い:
- –style raw: 自動美化が適用されない「生」のスタイルで描画。
- –s: 美しさの度合いを調整するパラメーター。
- プロンプト例:
A female designer stands in front of a sky blue background, Portrait Photography --style raw --s 1000 --v 6.0
パラメーター講座08 –q
- 品質パラメーター –q(–quality):
- 解説: 描画の品質を調整するパラメーター。詳細度の調整に利用できます。
- 範囲: .25、.5、1(初期値は1)
- プロンプト例:
Clip art of flower --q .25 --v 5.2
Clip art of flower --q 1 --v 5.2
パラメーター講座09 –c
- カオス(混沌)パラメーター –c(–chaos):
- 解説: このパラメーターは、最初に生成される4枚の画像の「多様性」に影響します。値を高くすると意外性が増し、画像がバラける傾向がありますが、再現性が低下します。
- 範囲: 0〜100(初期値は0)
- プロンプト例:
Dark picture of a cute little boy --c 0 --v 6.0 --s 250
Dark picture of a cute little boy --c 100 --v 6.0 --s 250
パラメーター講座10 –w
- ウィアード(奇妙)パラメーター –w(–weird):
- 解説: 画像に「奇妙さ」を加えるためのパラメーター。バージョン5以降に対応し、シードパラメーターとは互換性がありません。
- 範囲: 0〜3000(初期値は0)
- プロンプト例:
a cat --weird 0 --s 750 --v 6.0
a cat --weird 3000 --s 750 --v 6.0
スパイス的に–c、–wを追加するデモ
- 基準となるイメージ:
A female designer stands in front of a sky blue background, Portrait Photography --s 750 --v 6.0
- –c 25を追加:
A female designer stands in front of a sky blue background, Portrait Photography --s 750 --c 25 --v 6.0
- –w 200を追加:
A female designer stands in front of a sky blue background, Portrait Photography --s 750 --w 200 --v 6.0
- –c 25を追加:
パラメーター講座11 –seed
- シード値の取得
- 解説: シード値はプロンプトに同じシード番号を設定することで、同じ4枚の画像を描き出すためのものです。シード番号は0〜4294967295までの範囲で、再現性を高めることができます。
- プロンプト例:
Real life John Lennon --v 5.2 --seed 2530913157
- シード値の効果テスト
- シード値を固定して描き出すと、元のイメージとまったく同じ画像が生成されますが、プロンプトに変更を加えると、描かれる内容が変わることもあります(例:アスペクト比を変更すると顔や背景が変わる)。
パラメーター講座12 –no
- ノーパラメーター –no
- 解説: 描きたくないものを指定するためのパラメーター。プロンプトに含めたくない要素を指定し、複数指定する場合はカンマで区切ります。
- プロンプト例:
Real life John Lennon --v 5.2 --no sunglasse
- 効果テスト: 指定した要素(サングラスなど)は除外されますが、キャラクターや背景の他の要素が変わってしまう場合があります。
パラメーター講座13 –tile
- タイルパラメーター –tile:
- 解説: タイルパラメーターを使用することで、上下左右に無限に繋げられるタイル状の画像を生成します。パターンデザインやテキスタイルデザインに役立つ機能です。
- プロンプト例:
knolling wagashi, soft daylight --v 5.2 --tile
- 効果テスト: 生成された画像をコピーして上下左右に繋げると、完全に絵が揃い、無限に広がるようなタイル状のデザインが作成できます。
パラメーター講座14 –r
- リピートパラメーター –r(–repeat):
- 解説: 指定した回数だけ同じプロンプトを繰り返し描画するパラメーターです。リラックスモードでは動作せず、ファストモードまたはターボモードでのみ使用可能。
- プロンプト例:
Mirror mirror on the wall, who's the fairest of them all? --r 5
- 契約プランの制限: 基本プラン(2〜4回)、スタンダードプラン(2〜10回)、プロ・メガプラン(2〜40回)
14-1 順列プロンプト
- 順列プロンプト:
- 解説: 複数の異なる要素を順番に描き出したいときに使用します。
{ }
を使って指定すると、順番に描画してくれます。 - プロンプト例:
A {red, yellow, green} bird
- 解説: 複数の異なる要素を順番に描き出したいときに使用します。
プロンプト
- キュートな婦人服を3Dで描画
- プロンプト:
A cute women's 3D clothing on plain background, minimalist, --v 6.0
- 説明: 婦人服をシンプルな背景に3Dで描画。
- プロンプト:
- 上のイメージをワイヤーフレームに変換
- プロンプト:
convert to wireframe, --v 6.0
- 説明: 婦人服の3Dイメージをワイヤーフレームに変換。
- プロンプト:
- 3Dでつくった婦人服をグリッド状に並べる
- プロンプト:
A grid of cute women’s clothing, 3D, style apparel images in the same style that include images for Tops, Outerwear, Pants, Dresses, Jumpsuits, Shoes, Skirts, Bags, Jeans, Purses, and Jewelry on a gentle color background, minimalist, --v 6.0 --seed 286164744
- 説明: 婦人服をグリッド形式で表示。
- プロンプト:
- knollingでいろいろ並べる
- プロンプト例:
knolling Baby Toys, minimalist, peachy Wes Anderson colors, flatlay photography, hyperrealistic photography --v 5.2
- 説明: knolling手法でアイテムをきれいに並べる。ミニマリストデザイン。
- プロンプト例:
- モード・ルイスさんのタッチで描く
- プロンプト:
Maud Lewis's painting depicting, futuristic athlete of space Olympics, --v 5.2
- 説明: カナダのフォークアート画家、モード・ルイスのタッチで未来的なスポーツ選手を描く。
- プロンプト:
- チルト&シフトレンズで東京タワーの夜景を描画
- プロンプト:
Tilt shift image, Tokyo, Tokyo Tower illuminated, hypermaximalism, hyper detailed, at night, --v 5.2
- 説明: チルト&シフトレンズで撮影したような東京タワーの夜景。
- プロンプト:
解説ポイント
- シード値 (Seed): 固有のシード値を設定することで、近いイメージを描画可能。
- knolling: モノを整理して並べるデザイン技法。 –v 5.2と相性が良い。