2-1 ウェブ集客が発生するには

ウェブ集客が発生するには

行政書士業務の特徴

依頼主にとって大事な時期に関わる仕事

依頼主が行政書士に依頼するとき、それはとても重要な選択をする場面です。解決したい大切な課題があり、誰でも良いというわけではありません。

依頼主は、専門知識と経験を持つことを前提としており、何よりも信用できることが大切です。依頼主が安心して課題を任せられるかどうかが決め手となります。

ウェブ上では、顔が見えず伝えられる情報も限られており、信用と安心を伝えることが難しいためウェブ集客が難しい理由につながっています。

2位では依頼されない理由

行政書士の業務は、依頼主が同時に複数の人に依頼することが少ないため、最終的に1位にならないと依頼されません。依頼主にとってナンバーワンかオンリーワンになることが求められます。

ナンバーワンとは、特定の分野で他の行政書士よりも優れた実績や評価を持っていることを指します。これにより、依頼主は最も信頼できる選択肢としてあなたを選びます。

オンリーワンとは、独自の専門知識やサービスを提供することで、他の行政書士にはない強みを持つことを意味します。これにより、依頼主にとって唯一無二の存在となります。

顧客から選ばれる理由を持つことが重要です。トップまたは独自の強みを持つことが必要です。

紹介が依頼されやすい理由

一方で、紹介による依頼の場合は、選ばれる段階がなく、依頼主が求める条件を満たしているかどうかで判断されます。この段階では競合がゼロになります。これがウェブ集客の場合、多数の行政書士から選ばれるフェイズが追加されるため、お問い合わせですらなかなか発生しません。

また、信頼できる人からの紹介であるため、信頼の土台はすでに出来ています。その上、紹介者の顔を立てるため、よほどのことがない限り依頼されるケースが多く紹介による受任しやすさのアドバンテージに拍車をかけています。

選ばれる理由を持つ

行政書士が選ばれる理由を獲得するためには、依頼主の問題が解決できるイメージを持たせる提案が必要です。依頼主がどのような結果を期待しているのかを理解し、それに対する具体的なアプローチを提示します。

たとえば、相続財産に農地を持つ人に対し、「相続手続きお任せください」よりも「農地の相続ならお任せください」のほうが選ばれる理由があります。もし、前者のほうが借地権について詳しくても、後者に選ばれる理由があります。

ウェブ集客でも、具体的な提案によって局地戦を行うことで、特定のニーズにアプローチすることができます。

依頼されるためには

顧客のナンバーワンになる

ナンバーワンとは

人が気に入った

検索3位以内

ECモールのシェア(楽天・アマゾン・ヤフーショッピング)

法人であることなど規模が大きい

経験が豊富

開業したばかりではナンバーワンにはなれない

検索順位は積み重ね、雇用できない、経験もすることができない

検索上位をまねようとするからウェブ集客を失敗する

顧客のオンリーワンでもいい

オンリーワンとは

それぞれの顧客にとってのナンバーワン

顧客の要件にぴったりなサービスであれば、ナンバーワンに勝つオンリーワン

超特化した中のナンバーワン

ウェブ集客するには「超」専門特化しかない(ツイッターブックマーク参照)

自分の強みを活かした業務の選定(仕事、経験、趣味、特技、自分しかできないこと)

超特化するとターゲットが減るが大丈夫

1位にならないと選ばれない

超特化したサービスを複数持つ

エリア分け

顧客のカテゴリ分け

手続きのカテゴリ分け

法改正がチャンス

オンリーワンの先に、ナンバーワンがある

「報酬を安い」はナンバーワンになり得る

報酬が安いというナンバーワンは常に価格競争

もっと安い行政書士がいたらそこに行く

相場が分からない人に対しては、報酬が安いことが購入につながりにくい

頻繁に購入するものでないと割引の効果は少ない

行政書士としての報酬を安く設定することは、必ずしも依頼を獲得するための最善の方法ではありません。顧客は、単に費用が安いからという理由で行政書士を選ぶわけではないのです。むしろ、報酬が安いことで、逆にサービスの質に対する不安を抱く可能性があります。

また、安く購入した顧客に対して後から値上げをすることが難しくなります。さらに、その顧客が紹介する新しい顧客に対しても、同じ安い報酬で受任しなければならない場合があります。これにより、利益が減少し、サービスの質を維持するためのリソースが不足する可能性があります。

さらに、報酬を安く設定すると、業務量が増え、長時間労働になりがちです。その結果、営業に割く時間がなくなり、新規顧客を獲得する機会が減少し、選ばれる機会を失うことになりかねません。

「なんでもやります」はどちらにもなり得ない

顧客は分からないからプロに依頼したい

顧客は、自分の課題に対して最適な解決策を提供できる専門家を求めています。そして、自身が気が付いていない課題についてもフォローを求めています。そのため、「なんでもやります」というアプローチでは、選ばれる理由にはなりません。

ウェブ集客を体験してみよう

日常での購入に意識してみる

私たちは日常生活の中で、さまざまなものを選び、購入しています。食料品や日用品のように複数のアイテムを一度に購入する場合と、家電や自動車などのように一つの商品を慎重に選ぶ場合があります。

例えば、新しいスマートフォンを購入する場合、スーパーマーケットでの食料品購入とは大きく異なります。スマートフォンを購入する際には、キャリアの規模、価格、機能、ブランドの信頼性、口コミ、デザインなど、さまざまな要素を慎重に検討します。

同様に、引っ越し業者やリフォーム業者を選ぶ場合も、一度に複数の業者に依頼することは通常ありません。顧客は、サービスの品質、過去の実績、料金、口コミなどを総合的に評価し、最も信頼できると感じた一つの業者に依頼します。このような選択には、顧客が納得できる理由が必要です。

これを行政書士の選択に当てはめてみると、顧客は一人の行政書士に依頼するため、同様に慎重な選択をします。顧客が行政書士を選ぶ際には、規模、専門性、過去の実績、料金、口コミ、信頼性などが重要な要素となります。

このように、日常生活で選択するときの思考に意識を向けることで、選ばれる理由に共通する要素を見つけることができます。これらの経験を通じて、顧客が行政書士を選ぶ際に何を重視しているのかを深く理解し、選ばれる行政書士としての活動に生かしていくことができるでしょう。

クラウドソーシングを使ってみる

選ばれる行政書士になるためには、顧客がどのような基準で行政書士を選んでいるのかを理解することが重要です。そのためには、自分自身が選ぶ立場に立ってみることが効果的です。

選ばれる行政書士になるために、顧客がどのような基準で行政書士を選んでいるのかを理解することが重要です。そのためには、自分自身が選ぶ立場に立ってみることが効果的です。クラウドソーシングを利用して選ぶ経験をする方法についてご紹介します。

ココナラ

ココナラは、ワーカーが業務を登録し、クライアントがその業務を購入するタイプのサービスです。こちらも、行政書士のウェブ集客に役立つ知識を得ることができます。

ココナラでは、同一のサービスは上位の数商品のみ購入される傾向があります。たとえば、契約書で検索してみましょう。評価の隣にある数字が購入回数です。1つの商品が1000回近く購入されていて、8つの商品が100回近く購入されていて、他はほとんど購入されていません。

行政書士のウェブ集客においても、同様の現象が見られ、上位以外はほとんど購入されません。

実際に検索して、どのようなホームぺージが上位いるか確認してみましょう。ウェブ集客は発生させるためには、①それらのホームぺージよりも上位なるか、もしくは、②より具体的な業務を提案して上位に掲載される必要があります。

これから開業する行政書士には、②の方法が現実的です。

サービス登録型のモール

(特徴)得意を売るならココナラ

ウェブ集客は上位に注文が集まるということが可視化されている

購入側で確認

検索して絞り込んで、自分にぴったりなサービスを探してみよう

ホームぺージ作成、チラシ・名刺作成、マーケティング

同じようなサービスが並んでいる

選ばれている人と選ばれていない人の差

ただただ購入数だったりする

ココナラ上のナンバーワン

販売側で確認

売れている商品を登録しておくだけでも

クラウドワークス

クラウドワークスは、クライアントが業務を登録し、ワーカーが見積もり提案をするサービスです。ワーカーからの大量の見積もりを受け取りクライアントの心を動かせる見積もりは何かということを体験できます。

行政書士として開業するためのホームページやチラシをクラウドソーシングで依頼してみるのが良いかもしれません。

クラウドワークスでホームページを依頼すると、競争が激しいため制作費用が抑えることができます。多くのフリーランスが仕事を得るために価格を競り下げることが一般的です。

また、制作費用が安いからといって実力が低いわけでもありません。逆に、制作費用が高いからといって、実力が高いわけでもありません。

まず、クラウドワークスに登録し、具体的な業務内容を記載して依頼を投稿してみましょう。見積もり提案を受けたら、見積もりの額、応答の早さ、対応の丁寧さ、提案の具体性などを比較してみます。

この過程で、どのような案内や提案が依頼したくなるかを体験することができます。顧客としての視点を持つことで、自分が提供するサービスにも活かすことができるでしょう。

採用した人はどうして採用したのか、不採用だった人はどうして不採用にしたのか。それ文章化することによってウェブ上で物を購入することについての意識をすることができます。

私の場合は、返事が遅い人とテンプレートを送ってくる人は不採用にしています。

依頼に対して提案型のモール

(特徴)日本最大のクラウドソーシング

購入側で確認

見積もりする側になる前に、見積もりを選ぶ立場になってみよう

ホームぺージ作成、チラシ・名刺作成、マーケティング

選びたくなる見積もりは少数

テンプレ化された見積もりは心を動かさない

販売側で確認

実際に見積もりしてみよう

ストアカ

講座マッチングの登録型のモール

(特徴)

購入側で確認

あまりない

販売側で確認

法務相談なら向いてる

話していないと話せなくなる