Googleタグマネージャー（GTM）とは

Google Tag Managerを使用すると、コードの修正や新しいタグの追加を行わずに、インタフェースを通じてタグを追加、編集、削除することができます。ウェブサイトの管理が容易になります。

グーグルタグマネージャで管理できる代表的なタグ

  1. Google Analyticsタグ: ウェブサイトのトラフィックやユーザー行動を追跡するためのタグです。サイトのパフォーマンスやコンバージョン率を分析するのに役立ちます。
  2. Google Adsコンバージョンタグ: Google広告キャンペーンのコンバージョンを追跡するためのタグです。広告の効果を評価し、ROI（投資収益率）を最適化するのに役立ちます。
  3. Facebookピクセル: Facebook広告のパフォーマンスを追跡するためのタグです。ウェブサイトの訪問者に対するリターゲティングや広告の効果測定に使用されます。
  4. カスタムHTMLタグ: ウェブサイトに独自のJavaScriptコードやタグを追加したい場合に使用します。カスタムイベントのトラッキングや特定のスクリプトの実行などに利用されます。
  5. Googleタグマネージャのイベントタグ: ボタンクリック、フォーム送信などの特定のユーザーアクションを追跡するためのタグです。これにより、ユーザーの行動をより詳細に理解し、サイトの改善点を特定することができます。

ワードプレスのプラグインSite Kit

Site Kitは、Googleが提供するWordPress向けの公式プラグインであり、Googleのさまざまなサービス（Google Analytics、Google Search Console、Google AdSense、Google Optimizeなど）をワードプレスの管理画面から簡単に統合・管理できるようにするものです。

Site Kitをインストールすると、以下のような機能が利用できます：

  1. Google Analyticsの統合: ウェブサイトのトラフィックやユーザー行動を追跡し、詳細な分析を表示できます。
  2. Google Search Consoleの統合: サイトの検索パフォーマンスやインデックス状況を監視し、検索エンジンからのトラフィックを理解できます。
  3. Google AdSenseの統合: ウェブサイト上での広告収益を追跡し、収益の分析や最適化が可能です。
  4. Google Optimizeの統合: A/Bテストやマルチバリアントテストを行い、ウェブサイトの改善を実施できます。

Site Kitは、これらのGoogleのサービスを個別に設定する必要がなく、1つのプラグインでまとめて管理できるため、ワードプレスユーザーにとって非常に便利です。また、Googleのサービスをワードプレスサイトに統合する際に生じる複雑さを軽減し、管理を簡素化します。