行政書士がSEOをするとき、どんな記事を書けば検索にヒットしやすいのか

顕在顧客に求められている記事を書く!

明確な課題をもっていて解決できるのは行政書士と知っている人に対し記事を書きます。

自分の書きたい記事を書いてるとアクセスされない記事になりがちです。

ちなみに、これはコンサルさせてもらってる行政書士さんがコンテンツSEOを開始したのでまとめました。

明確な課題があったということです。1名必要としている人がいるのであれば、他の人も必要と思っているだろうスタンスです。

必要としている人がいるかどうか。それはご自身が疑問に思ったことでも大丈夫です。他にも疑問に思っている人がいるはずです。

(明確な課題をもっていない顧客に対しては、その顧客は検索をしないためSEOではアプローチできません。バナー広告などの方法を取ります)

記事が検索にヒットするまで

ホームページに記事を書いただけでは検索にヒットされるようになりません。

記事を書いた後、グーグルのボット(ボットをクローラーといいます)が読みに来ます。(読むことをクロールといいます)

その後、検索結果に表示させる価値があるかどうかを判断し、価値を認められたのであれば登録されます。(登録されることをインデックスといいます。)

記事を書いた後クロールされるまでは、数日から数カ月。かなり幅があります。出来るだけ早くクロールされるためにクロール申請ができます。サイトマップを登録しておいても同様の効果があります。

そして、インデックスされるかどうかは、「サイトパワー」と「記事を書いた人の腕」次第です。(私のサイトは50%ぐらいしかインデックスされていません。そして、インデックスは日々剥がされ減っていきます。厳しい!)

「サイトパワー」とは、長く運営してたり、記事が多かったり、リンクが多かったりです。すぐにパワーアップはできません。「サイトパワー」を上げるために記事を増やしていきます。

「記事を書いた人の腕」とは、やみくもに記事を書いてもインデックスされる確率は高くありません。リライトとかで記事を増やしてもそうです。

検索にヒットしやすい記事の作り方があります。それに沿って記事を書くことによってインデックスされやすくなります。

記事作成の基本

記事の文字数

記事の最低文字数が500文字です。「500文字以下の記事」はコンテンツとして認められません。

そして、「2000文字の記事」と「4000文字の記事」だと「4000文字の記事」のほうがアクセスされやすかったという研究結果があります。

しかし「4000文字の記事」が「2000文字の記事」の2倍のアクセス数を稼げたわけではありません。

サイトが成長した後は効率を考え、2000文字を目指して書くと効率がいいと思います。しかし、成長する前は、出来るだけ長く記事を書き、1つでも多くインデックスされることを目標とするのがいいかもしれません。

記事の内容

グーグルは同じような検索結果が並ばないようにしています。同一のキーワードであれば、違う切り口の記事しかヒットしないようにしているということです。

法律の要件、手引きの引用などは、色々なホームページが利用しています。それらをまとめた記事だけではインデックスされません。切り口を変更しなければなりません。

インデックスされないということは、記事が無いことと同様です。

記事の分割はしない

「〇〇〇〇の申請の方法1」「〇〇〇〇の申請の方法2」と分けてはいけません。

訪問者もグーグルのクローラーも1の記事を読んで、2の記事を読むということはしません。グーグルに対しても訪問者に対しても評価が下がる構成です。ページを移動することなく、完結した記事を書かなければいけません。

「次へ」もダメです。1ページの文字量を下げ評価を下げる行動です。ニュースサイトなどと比べてはいけません。

記事のタイトルと見出し

記事のタイトルと見出しの文字数は28文字ぐらいが適正です。それ以上は…になってしまいます。28文字で意味が分かるタイトルを作ります。

記事の内容は重要ですが、それ以上に、記事のタイトルと見出しがとても重要です。検索結果にヒットする記事のタイトルは、検索キーワードが含まれていることがほとんどです。見出しに含まれていることもあります。

狙ったキーワードで検索にヒットさせたいのであれば、記事のタイトルと見出しにキーワードを入れておくべきです。

この記事のタイトル「行政書士がSEOをするとき、どんな記事を書けば検索にヒットしやすいのか」は、「行政書士」「SEO」「記事」「検索」「ヒット」というキーワードを狙って作りました。

「行政書士の記事の書き方とは」にしない理由は、キーワードを詰め込みたいからです。

サイト内の記事の量

通説では100記事必要と言われます。

どんなにすばらしい記事がサイト内にあったとしても、ホームページ内にその記事1つしかないのであればインデックスされたとしても上位表示されるようになりません。

サイト内の記事の量を上げるためだけなら、ライターさんに依頼して文字量の増加させるのは効率がいいと思ってます。クラウドソーシングなどでライターさんを探してみてはどうでしょうか?

ライターに依頼する方法

クラウドソーシングを使う

有名なクラウドソーシングは、ココナラ・クラウドワークス・ランサーズなどありますがサイトごとにシステムが違います。私としてはクラウドワークスをオススメします。各サービスの特徴と比較を書いていきます。

クラウドソーシングの利用目的
  • ウェブライティングに長けているライターさんと出会いたい
  • 行政書士の記事コンテンツを書きたいライターさんと出会いたい
  • 報酬は、出来るだけ安かったらいいな

ココナラの特徴

販売者が商品登録するサービスです。値段交渉やオプションはあったとしても原則的には相手方が提案した商品を購入することになります。

その理由から「行政書士のライティングします」という商品は登録されていないので「行政書士の記事コンテンツを書きたいライターさん」と出会うことは難しいのです。

たいていのワーカーさんはなんでもやってくれますが、法律カテゴリに関わりたい!という人に出会いたいものです。

また、自ら商品登録するので報酬は高めに設定されていることが多いようです。

クラウドワークスの特徴

依頼主が仕事内容を提示し、その仕事をやりたい人が集まるサービスです。具体的な内容は依頼主が決定することができます。

たとえば「行政書士の記事コンテンツを書きたいライターさん募集!」という仕事を立ち上げることができます。(実際立ち上げる仕事はもう少し具体的である必要があります。)

たいてい相当人数集まりますのでその中から自分に合いそうな人、連絡がスムーズな人、長くお付き合いできそうな人を選んで依頼できます。

ウェブライター歴が長い人であれば、SEOの知識は持っています。そんなライターさんに出会えればいいですね!

ランサーズの特徴

ココナラの登録方法、クラウドワークスの登録方法、その他の登録方法など色々な機能を持つクラウドソーシングです。管理画面はとても使いやすいです。

ほとんどのワーカーさんは、クラウドワークスとランサーズの2つアカウントを持っている人が多いと思います。どっちか1つしか登録していないワーカーさんならば、クラウドワークスのみという人が多いです。

クラウドワークスとランサーズでは、クラウドワークスのほうが運営歴が長く、案件数は1.5倍ぐらいになっているので、どちらか選ぶのであればクラウドワークスになるようです。

今回は、行政書士の記事コンテンツを書きたいライターさんと出会いたいので、登録数が少しでも多いクラウドワークスを選択しました。

システム利用料はランサーズのほうが少し安いので、私たちが支払う報酬も少しだけ安くなります。少しでも予算を抑えなければならないのであればランサーズの選択肢もあります。

(上級者向けのアドバイスです。タスク方式で仕事依頼する場合においては、ランサーズのほうが最低料金が低く設定されているため、かなり安く作成できますのでオススメしています。)

人に読まれやすいページ

サイト内の記事の量を上げるためにライターさんにがんばってもらって、人に読んでもらう記事はご自身で書きましょう。

ホームページにはアクセスされやすい場所があります。その部分だけご自身で記事コンテンツを書けば自分のサービスや思いを伝えやすいです。

通常のなんの対策もしていないワードプレスの場合、トップページ、カテゴリページ、投稿ページ、固定ページの順でアクセスがされやすくなります。

同一ドメインだったとしても、リンクが集まりやすい所が検索がされやすい場所となります。(カテゴリページは投稿>カテゴリ>編集の中にあります)

競合を調べ参考にする

特定のサイトのどんな記事がインデックスされているか調べる方法があります。インデックス情報をグーグルが公開しています。「site:(特定のサイトのURL)」と入力してみましょう。

競合サイトのインデックスされている記事を調べてみましょう。

競合よりも上位表示させる指標となる

「横浜 建設業許可 行政書士」で上位取得している行政書士がいたとしましょう。そして、そのサイトのインデックス数が100であった場合、それ以上のインデックス数を獲得すればそのサイトよりも上位表示される可能性が高いということになります。(他にも指標はあります)

インデックスされている記事のタイトルと見出しを確認し、なんという検索キーワードでヒットして、そのキーワードはどれくらい記事内に使用されてるかなどを調査したらいいと思います。

記事を参考にし、もっと具体的にする

記事は具体的であればあるほどお問い合わせが増加します。具体的ですと「あ!私のことだ」って思うからです。それがお問い合わせにつながります。

例えば競合が「解体工事業の建設業許可を取得する方法」という記事がインデックスされているのであれば、「合同会社を設立し、解体工事業の建設業許可を取得する方法」や、「電気工事業と解体工事業の建設業許可を同時に取得する方法」などもっと具体的なコンテンツにすることができます。

訪問者は1ページしか見ません。「合同会社の設立方法」という記事があるからといって、もうこの件について書かないでいいわけではありません。

「合同会社を設立し、解体工事業の建設業許可を取得するには」には軽く説明し、「合同会社の設立方法」へリンクしてもいいです。1ページ完結記事を目指してください。

記事を参考にし、地域を変更する

検索順位という席が空いてるかどうかをチェックする方法をお伝えしています。

読みにくい!けど、とても重要です。

例えば、競合の「横浜市金沢区で建設業許可を取得したい業者様へ」という記事がインデックスされていて、「静岡県清水 建設業許可 取得 業者」で検索したときに、競合サイトと同じような記事がインデックスされていないのであれば、「静岡県清水で建設業許可を取得したい業者様へ」という記事を作成すればインデックスされた実績があり、競合がいない状態の記事ということになります。

遠方の特定の地域でインデックスされていることを確認し、ご自身の地域でインデックスされていないことを確認すれば、検索順位という席が空いているということです。そこの席には、すっと入れます。

ただし、コピーコンテンツはグーグルから嫌われます。地域名を変更しただけのリライト記事はダメです。加筆することによって、リライトではなくインデックスされやすい記事ができあがります。

加筆する部分は上記の例でいえば、「静岡県清水」の部分です。地域のことを書いたコンテンツが必要です。

チャットGPTを使うか

具体的なコンテンツだけで記事を完成させることは難しく、一般的なコンテンツも書いて記事が完成していきます。

一般的な部分を作成するためには、チャットGPTを利用したほうが合理的です。

私の感覚的なものですが、記事の文字量の半分ぐらいはチャットGPT使って書いても十分に具体性のあるコンテンツになると考えてます。

記事作成時の心得

だれも読んでくれないと思って記事を書いたほうがいいです。

みなさんにとっては、初めて運用するとても大切なホームページです。しかし、世の中には毎日すっごい数のホームページが立ち上がってます。その中で選んでもらえるのは一定のサイトパワーを得てからです。

とても大切に扱った記事がアクセスされないと心が持ちません。アクセスされないと思って50記事アップしましょう。50記事アップすると記事を書くことが上手くなってます。人気記事も1つか2つはあると思います。

この記事は2時間ぐらいで書いてます。アクセスされなくても大丈夫です。誤字脱字もあっても気にしません。訪問者は興味を持ってくれたら訂正して読んでくれます。アクセスが増えたらもっと編集したり画像いれたりします。そんな気持ちじゃないと心が持ちません。

ホームページの中の80%から90%はほとんどアクセスされない記事です。

記事のリリース後

宣伝しましょう!

ツイッターとかフェイスブックとか外部のサイトですることが重要です。1リンク増えますし、訪問者があったことをグーグルに伝えることができます。

質問コーナー

Q
「クロール申請」と「サイトマップ登録」について教えてください
A

グーグルの検索からのアクセスを解析するためのツールで「グーグルコンソール」というものがあります。ウェブサイトを運営するのであれば必ず確認する必要があります。

記事を作成したらグーグルに見てもらう必要があります。何もしなくても見てもらえるのですが、「クロール申請」や「サイトマップ登録」をすることによって見に来てもらうことを嘆願することができます。

嘆願なのでただのお願いです。グーグルも努力義務です。しかし、やらないよりも早く見に来てくれます。

「クロール申請」は一回ずつ申請する方法です。「サイトマップ登録」は1度サイトマップを登録しておけば、サイト内のすべてのページにクロール依頼することができます。

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    (例:いつでも、平日午前中、○日18:00以降など)

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